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あきない博覧会〜食発セッション〜 in 桃谷商店街が開催されました!

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2024年3月1日(金)にあきない博覧会〜食発セッション〜 in 桃谷商店街が開催されました。2025年の大阪・関西万博に向けて桃谷商店街を盛り上げるために、参画してくださった5店舗が開発した万博メニューの試食を行いました。

あきない博覧会〜食発セッション〜 in 桃谷商店街

皆さんに作っていただいた万博メニュー

  

今回、参画していただいた店舗は「Solti Mart」「カサディエッロ」「ホルモン バックドロップ」「卯食(マオシ)」「桃谷のおむらいす屋」の5店舗、試食側として参加したのは、EXPOいくのヒートアッププロジェクトの定例会に参加する4名の方々で、カサディエッロの2階スペースで行われました。

カサディエッロオーナー 塚本さん

  

まずは、筋原区長からの挨拶から始まり、今回のあきない博覧会にて中心に動いてくださったカサディエッロオーナーの塚本さんより、このイベントの趣旨等を説明。その後、各店舗ごとに開発いただいた万博メニューについて開発までの苦労や経緯、ポイントなどを説明してもらいました。

1皿目:Solti Mart 「Solti momo」

万博バージョンに改良した「solti momo」

  

まず1皿目としてご紹介いただいたのは、ネパール料理を営むグルングさんが作った「Solti momo」。Solti momoとは、日本でいう餃子のようなもので、皮の内側にはお肉や野菜などがたっぷり入っているそうで、この紫色の皮は、紫キャベツで着色したものだそう。

それを今回は、ケチャップと少し辛めのソースでいただきました。

食べてみると、中はカレー風味になっておりスパイスがよく効いています。ケチャップよりも辛めのソースの方が、好みの方が多かったです。

  

Solti Mart グルングさん

普段は、ネパール料理屋さんを営んでいるそうで、その中で生野区にくるネパールからの留学生で困っている人がいれば手助けしているそうです。

今回は、生野区で飲食店の横のつながりがもっと欲しいという思いから参加したのだそう。

2皿目:カサディエッロ 「ミャクミャクピザ」

ミャクミャクピザ

  

2皿目としてご紹介いただいたのは、ピザ屋さんを営む塚本さんが作った「ミャクミャクピザ」。これは何を隠そう、大阪・関西万博の公式キャラクターである「ミャクミャク」のシルエットをモチーフにして作られたものだそうです。

今までにない形をしたピザに皆さんは驚きを隠せていませんでした。

  

ミャクミャクピザを切り分ける様子

  

塚本さんは、このピザを作る過程ですごく苦労したそうです。

まず、この形を作るために、ピザ生地に切り込みを入れて1つ1つ丁寧に巻いていく作業が大変なのだそう。そして真ん中がぽっかりと穴が空いている形なので、ピザ窯に火を入れるために移動させるところにも苦戦したとのこと。

ピザとしては、マルゲリータの味なので美味しかったですね。

3皿目:ホルモン バックドロップ 「ホルモン唐揚げバーガー」

ホルモン唐揚げバーガー

  

3皿目としてご紹介いただいたのは、ホルモン屋さんを営む黒川さんが作った「ホルモン唐揚げバーガー」。ホルモンのお肉は「焼く」イメージですが、それをあえて「揚げる」という調理にして唐揚げにしたのだそう。確かに、「ホルモン唐揚げ」は聞いたことがありませんね。

  

ホルモンバックドロップ 黒川さん

  

「食べ歩きができるもの」というキーワードでメニュー開発を行ったそうで、白色の包装紙に包まれたハンバーガーは確かに食べやすく、1つで丁度お腹を満たせる具合でした。

そして、ハンバーガーの中に入っていた1切れのレモンがとてもアクセントとなっており、美味しかったです。

4皿目:卯食(マオシ) 「マレーシア風角煮ぎりまん」

マレーシア風角煮ぎりまん

  

4皿目としてご紹介いただいたのは、マレーシア料理を営む小倉さんが作った「マレーシア風角煮ぎりまん」。

元々メニューとしてあったマレーシア風角煮まんじゅうに、「目の引くアレンジ」として海苔を巻きつけ”おにぎり”のような見た目に。角煮には八角などのスパイスが使用されていて、食べると口の中がスパイスで薫るとても美味しい料理でした。

  

卯食(マオシ)小倉さんとダスマンさん

  

さらに、マレーシア風角煮ぎりまん以外にも、マレーシアの朝食では必ず食べるという「カヤトースト」もお持ちいただきました。食パンの間に自家製のバターが挟まったもので、少し膨れてきていたお腹をリセットしてくれる甘さがなんとも言えませんでしたね。

5皿目:桃谷のおむらいす屋「きなこ揚げパン」

きなこ揚げパン

  

最後の5皿目としてご紹介いただいたのは、おむらいす屋さんを営む清水さんが作った「きなこ揚げパン」。”きなこ”というのは、海外の人からの人気も高いそうで、関西・万博のことを考えた時に、海外の人たちでも気軽に食べることができる商品ということで開発したそうです。

  

桃谷のおむらいす屋 清水さん

  

5皿目ということでお腹がいっぱいになっていた方もちらほら見受けられましたが、この「きなこ揚げパン」に対しての食欲は皆さん抑えることができていないことが伝わりました。清水さん曰く、揚げたての「きなこ揚げパン」は絶品なのだそう。

運命の投票

今回、参画店舗5店舗に開発いただいた万博メニューを参加者の皆さんに、「味」「見た目」「アイデア力」の3つの観点から総合的に審査していただき、一番現時点で万博メニューにふさわしいと思うメニュー2つに投票していただきました。

  

投票結果

  

投票の結果、カサディエッロの「ミャクミャク」ピザが選ばれました。

参加者の声としては、「ミャクミャクの形というのはわかりやすく万博を表している」「こんな形のピザは他にない」などの意見が寄せられました。

今回の投票結果で、現時点ではカサディエッロの「ミャクミャク」ピザが一番万博を表していることがわかりました。このイベントを1つのきっかけとして、ここから参画いただいた店舗の皆さんにはメニューのブラッシュアップをしていく予定です。

来る2025年に向けて万博メニュー開発は続きます!

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